遠州流二世・小堀大膳宗慶(正之）自筆の色紙になります。本物保証品



銀泥にて仕上げられた色紙に金泥にて、絵を描き、その上に墨にて



「霜さゆるあしたの原の冬かれに一花咲けるやまとなでしこ」正之



と自筆にて自詠の歌がしたためられています。



男性的でかつ綺麗、まさに遠州流の綺麗寂びに叶った色紙でございます。



表装は近年、色紙の雰囲気に合うものにて直しておりますので、今年の暮れのお茶会に是非お使いいただければと存じます。



小堀大膳の作は残っているものが少なく、本作品のような逸品は大変貴重です。



お好きな方に是非お譲りできればと存じます。







※小堀大膳宗慶(正之) 元和6(1620）-延宝2(1674）



小堀遠州の次男として、元和6(1620)年伏見にて生まれる。幼少の頃から父・政一から茶道の手ほどきを受ける。松花堂昭乗に師事し能書家としても知られており、寛永5(1628)年には齢九つにして宮中に召されて後水尾天皇の御前で揮毫したと伝えられている。正保4(1647)年、父・遠州の死去により家督を継いだ。政一の茶人としての業績をまとめ、遠州流茶道の基礎を築いた。世に言う「遠州蔵帳」は、正之が遠州由来の小堀家の道具類を纏めたものである。







寸法



縦 142.9センチ



幅 35.5センチ